シニカルヒステリーアワー
ある時フイに
自分は自分の人生を
自分の好きな音楽の世界を
なぞるように
生きていたのだと、気がつきました。
実際なぞれていたかどうかは別としても
そんな現実感のない毎日を過ごしてきたわけです。
なので、まぁ
ロクな人生でないのは言うまでも
ありません。
ツケは必ず回ってくるもの。
ある日それを破天荒な友人Aに話してみたのですが、さすがに2度程聞き返されました。
は?
え?
と。
旦那をゴルフクラブをもって自転車で追いかけ回していた友人Aですが
(勿論、警察沙汰です)
夫婦喧嘩の果てに旦那の車のボンネットに飛び乗った友人Aですが
(こちらは内々で収まりました)
ジャック・バウワーかと、
いや
しっかりしーや。と
薄い目で叱られました。
今はそんなに夢見がちには生きておりませんが、自分にかけた呪いはまだ解けません。教会も近くにはありません。
ルーラも使えません。
もしかして、私は凄いMなのかも…と
思ったりもしたのですが
(HPよりMPが高いとかの話ではありません)
ある日、破天荒な友人Aが
「SMクラブに勤めてみた」と。
彼女は自分で、相当な M女だと思っていたらしいのですが
「甘かったわ」と。
1日しかもたなかったそうです。
トラウマやわ。と呟いていました。
詳しく聞きたかったけど
軽くいなされました。
その時に、軽々しく Mかもなんて口にしてはいけないと言う事を教えていただきました。ありがとう。
性癖の話はどうでもよいですね。
話は変わりますが、私は漫画を読む際にジャンルは問いません。何でも読みます。
夏ですのでホラー系が無料になってたりしますね。カラダ探し、とか怖いですよね。だけどストーリーがとてもしっかり作られていて、読みやすいし、怖いけど読みたい。ちゃんと結末を知りたくなる。面白い漫画の一つです。
怖いといえば、意味は違いますが私にとって1番怖いのはウシジマ君、かもしれません。
ウシジマ君の世界は紙一重です。
私達が普通に生きてるつもりの
毎日とウシジマ君の世界は
つながっています。
気をつけていなければ
明日は我が身。
破天荒な友人Aにも散々読むように勧めましたが、結局読んではもらえませんでした。
いつもまさにソレであったので、読んでも彼女は何も思わなかったかもしれません。
彼女の愛読書はシニカルヒステリーアワー
友人Aの人生に題名をつけるなら
まさにそれだった。